初めてのファシリテーター 参加体験型学習(ワークショップ)を進めるために 3.会場と準備物

更新日:2009年9月10日

参加体験型学習(ワークショップ)を進めるために


3 会場と準備物

(1)会場
 講義形式とは違い、参加体験型学習では参加者が動く場面が多くあり、学習にあわせてその都度会場レイアウトを変えていく必要があります。そのためには、机といすは可動式のものがよいでしょう。また机といすを片づけて何もない状態で使うこともあるので、広さは定員よりゆったりとした会場を選ぶほうがよいでしょう。
 
(2)準備物
 準備物はアクティビティによって変わりますが、よく使われる物として次の物が考えられます。
〔どんなアクティビティでも用意しておいたほうがよいもの〕
★ホワイトボード(黒板)、ホワイトボード用ペン、イレイザー
…主催者からのお知らせ、出てきた意見のメモ、発表物の展示などさまざまな場面で活躍します。
★時間を計測できるもの(キッチンタイマー、ストップウオッチなど)
…時間を計るのに便利です。また、参加者にファシリテーターの声が届きにくい時など、何らかの音で活動の区切りを知らせたほうが伝わりやすい場合もあります。
〔よく使われる物〕
・マーカー(裏うつりしないように水性マーカーのほうがよいでしょう)
・のり付きふせん(サイズは用途によって違いますが、正方形のものを使うことが多いです)
・白紙や模造紙(切って半分サイズで使うほうがよい場合もあります)

 学習の実施に向け、2 学習を企画する、3 会場と準備物で書かれた内容をふまえ準備ができているか、準備チェックリスト  [印刷用(PDF)/155KB]を使って考えてみてください。
また、時間管理シート  [印刷用(PDF)/174KB]を活用して、実施の時間配分を考えてみてください。実施後には実際の時間の記入をして、自分自身のふりかえりをしてみましょう。次回の実施の参考になります。

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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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