人権問題に関する府民意識調査検討会
(とき) 平成23年2月23日 水曜日 14時から15時30分まで
(ところ) 大阪府咲洲庁舎38階 共用会議室
(出席者) 神原文子委員、中川喜代子委員、西田芳正委員
(議事) 「人権問題に関する府民意識調査報告書(素案)について」(配付資料)
・資料1 人権問題に関する府民意識調査報告書の基本的な考え方‐章立て(案)‐ [Wordファイル/44KB]
・資料2 人権問題に関する府民意識調査報告書(素案) [Wordファイル/27.14MB]
・資料3 人権問題に関する府民意識調査‐クロス集計の考え方‐ [Wordファイル/46KB]
府人権室より、配付資料に基づく説明を行い、意見交換をした。
意見交換の概要
・今年度作成する報告書について、今後も引き続き分析を行うという方針であれば、タイトルは「人権問題に関する府民意識調査報告書(基本編)」とするなど、工夫すること。
・報告書の章立て案では、「人権意識の形成に影響を与えた可能性のある要因」というような章のタイトルになっているが、現時点では分析がまだなので、「要因」という表現は避けること。
・報告書の最初か後に、今回調査の概観コメントを入れてはどうか。実態について箇条書きでまとめ、前回と比較できるものは比較するなどするとよいのではないか。
・標本数が少ないので、パーセントだけでものを言うのは恐い。今回の場合は、10%近い差がないと有意とはいえない。スコアにするとか、グループ化するとか、おおまかな傾向をみていくべき。
・暮らし向きのデータに着目して、調査項目に入れているのは、府の先駆性。生活上の不安や不満が差別意識に与える影響は大きく、ここからも、何か見えてくるのではないか。
・章立てについて見直すべき。「基本的な人権問題に関する意識の状況」をはじめにもってきた方がいい。また、「人権問題に関する学習経験」と「自尊感情」「社会に対する被受容感」が同じ章になっているので、これを2つに分けた方がよい。
・各設問の選択項目が多いので、掛け合わせの組合せが膨大になる。クロス分析の数字は計算すればでるが、その評価が難しい。今回の調査は、クロス分析には向かない。むしろ、同じ傾向の項目をまとめて、グループ化し、多変量解析を行う方がよい。資料3の府のクロス分析案は、視点としては有効。これをみるための手法として、多変量解析が望ましい。
このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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