茨木市
住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)区分及び事業名 | 人権相談関連(事業名:総合相談事業) 生活上の様々な課題等の発見又は対応関連(事業名:総合相談事業) |
取組分野 | 住民サービスの向上のための取組み 住民サービスを維持しながら再編・統合など事業を効率化するための取組み |
取組内容 【 現 状 】 1 平成21年度から、あらゆる相談に対応及び解決でき、身近で信頼される相談機関となるよう、いのち・愛・ゆめセンター(3館)に総合相談員(非常勤嘱託員)を各2名配置し、相談事業の再構築を図り、今に至っている。 2 「人権相談関連」については、平成21年度から「生活上の様々な課題等の発見対応関連」に含めて総合相談事業として実施しており、今年度も、なお一層充実した総合相談事業として継続して実施した。 【現状における課題】 1 地域で活動する機関等との協働によるセーフティネットづくり。特に、民生委員や配食ボランティアから、援助を必要とする対象者の情報を得て相談を掘り起こすという意識を常に持って相談業務にあたる。また、アウトリーチを一層推し進める。 2 課題に対応するコーディネイトが適切であったかどうかを検証し、その後のコーディネイトの変更や新たな課題の発生がないかなどについて、相談後の追跡、継続的なフォローアップを行い、相談者の期待に応える。 3 庁内の就労サポート事業(地域就労支援関連)やゆめ実現支援事業(進路選択支援関連)と日常的に連携を図る。 4 多方面にわたる複雑困難事例への対応として、 ・相談対象者の主訴の背景をどう捉えるか、 ・早急に解決すべき課題をどう見つけるか、 ・どのような場合にケース会議が必要か、の3つの視点について、相談事例の蓄積を重ねることにより習得する。(長期的な課題) 5 人権養護士との連携・活用を図る。 【取組内容】 1 相談者の生活上のさまざまな課題に対して、きめ細かな支援策を検討することにより、人権問題の課題解決、住民の自立支援及び福祉の向上などに取り組んだ。 2 一つの機関(個人)ができることは限られており、CSW、地域包括支援センター、社会福祉協議会、学校、医療機関など、より大きなネットワークの中で問題解決に努めた。 3 沢良宜いのち・愛・ゆめセンターでは、去年4月に発足した小学校区の健康福祉セーフティネットワーク会議とも協力・連携して問題解決を図った。 4 平成21年10月から、3センター総合相談員の連絡会を開催しているが、情報交換、事例の発表や検証を積極的に行い、情報の共有化を図り総合相談員同士の連携を図った。 |
住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)区分及び事業名 | 地域就労支援関連(事業名:就職サポート事業) |
取組分野 | 住民サービスの向上のための取組み |
取組内容 【 現 状 】 求職者の実情に対応した相談をはじめ合同就職面接会や能力開発講座等の事業を主体に実施する。 【現状における課題】 相談者等の様々なニーズに応えるため、支援メニューの充実を図る。 【取組内容】 求職者に対して直接就職につながる機会をより多く提供するため、合同就職面接会を計4回開催した。就労相談については、就職サポートセンターを設置し、関係機関との連携を密にし、相談者の実情に合わせたサポートを行っている。また、就労に関することのみならず労働関係全般の相談に応える体制づくりに取り組んでいる。 |
住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)区分及び事業名 | 進路選択支援関連(事業名:ゆめ実現支援事業) |
取組分野 | 住民サービスの向上のための取組み |
取組内容 【 現 状 】 茨木市内の子どもたちが、家庭事情や経済的理由により進学を断念することのないよう、市民・保護者に対し各種奨学金制度について広く紹介するとともに、教育センターに「奨学金相談窓口」を開設し、専門の相談員を配置し、奨学金に関する問い合わせや相談に対応した。 【現状における課題】 奨学金に対する市民・保護者の関心の高まりを受け、きめ細かな奨学金相談等を実施するため、次の点を大切に事業を推進する。 ・ 学校に対するていねいな奨学金情報の提供に努め、学校から生徒・保護者への働きかけを充実する。 ・ 福祉面との連携を充実し、厳しい状況にある家庭へのフォロー等、きめ細かな相談活動を実施する。 【取組内容】 ・ 教育センターに「奨学金相談窓口」を開設し、電話での相談や個別面談等に対応した。 ・ 生徒や保護者を対象に、大阪府育英会や日本学生支援機構等の「奨学金説明会」を開催した。 ・ 奨学金情報を掲載した冊子『ゆめを実現する奨学金』を作成し、市内中学3年生全員に配付した。 ・ 教職員向けの通信や市のHP等を活用し、奨学金情報を提供した。 ・ 各中学校の奨学金担当者を対象に研修会を実施し、生徒・保護者からの奨学金等の相談に対応できるようにした。 ・ 相談員が、高校を訪問して進学後の生徒の状況を把握し、追指導の充実を図った。 ・ CSW、各種相談員等との連携を充実させ、きめ細かなネットワークを整備した。 ・ 福祉的資源の活用を図るためSSW事業と連携し、支援の必要な家庭の奨学金相談にも対応した。 |
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府民文化部 人権局人権擁護課 擁護グループ