建設Calsとは

更新日:2014年8月8日

  建設Calsとは?


 建設Calsイメージ図
  

  建設Calsとは、建設事業の流れ(ライフサイクル)の中で使うデータを電子かつ、形式を標準化することです。
  建設Calsシステムは、データを格納し、ライフサイクル内で利用するためのシステムです。   


  建設Cals(Continuous Acquisition and Life-cycle Support )の由来

    1980年代、アメリカ国防総省で、軍事機器のマニュアル(注1)を紙で管理していた。
   しかし、紙による管理に問題点(注2)が沢山あり、電子(データの通信、書式の統一)による
   標準化を行い効率化を図った。

 要するに、アメリカ国防総省で紙データから電子データに置き換える際、標準化を行ったのが由来で
 都市整備部では、土木業界内での標準化を行うためにCalsを導入した。


文中注解説
  注1 軍事機器マニュアル・爆撃機(総重量87トン):マニュアル 90トン
・80年代の戦車      :マニュアル 4万ページ
・80年代の戦闘機    :マニュアル 3,500冊
・80年代の戦艦      :マニュアル 23.5トン
・海軍兵器         :マニュアル 300万冊  
  注2 紙による文書管理の問題点・情報管理が不正確
  → 1万箇所の間違い、各基地配布の為、一斉更新が行えない
・管理コストが高い
  → 1ページあたりの印刷費が2,000ドル以上
・技術マニュアルが膨大
  → 20万タイトル、500万ページの追加改訂、検索が大変
・技術図面が膨大
  → 10%の増量で、8,000万ページのコピーが必要
・仕様及び規格が膨大
  → 5万タイトル、6,000万ページのコピーが必要
   

このページの作成所属
都市整備部 事業調整室事業企画課 維持・情報グループ

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