大阪・関西万博の準備の総仕上げ
成長への布石・未来への投資

令和6年度は、2025年大阪・関西万博の開催準備、万博をインパクトにした大阪の成長、府民の生命と財産を守るための安全・安心の実現に向けた取り組みを進めていきます。
万博の開幕まで1年を切りました。万博は、世界の英知を結集した新技術やサービスで、世界の課題解決への針路を示し、未来に夢と希望を与えます。未来社会を間近で体感できる万博となるよう、全力を尽くします。
また、万博を契機とした大阪の成長・発展に向け、大阪経済をけん引する成長産業やイノベーションの創出に取り組みます。とりわけ、成長の源泉となるのは「人」の力です。高校や大阪公立大学等の授業料等の完全無償化をはじめとする次世代への投資や人材育成に力を注ぎます。
さらに、今般の能登半島地震を踏まえた災害対応力の強化や、府民のいのち・健康・くらしを守る取り組みを充実させ、誰もが安全・安心で豊かに暮らせる社会の実現をめざします。
大阪府知事 吉村 洋文
令和6年度 当初予算
一般会計3兆1,971億5,214万8千円
特別会計2兆8,902億9,930万5千円
参考令和5年度当初予算
▶一般会計 3兆6,420億7,930万1千円
▶特別会計 3兆 824億 91万1千円
一般会計歳入と歳出の内訳
単位=億円、( )内は構成比
端数処理の関係上、各項目の合計額が合わないことがあります。



大阪府広報担当副知事 もずやん
主な事業
2025年日本国際博覧会に向けた開催準備
- 会場建設費の負担金
- 269億6,550万円
- 大阪ヘルスケアパビリオン出展に向けた準備
- 40億871万円
- 会場警備体制の整備、会場周辺などの安全対策
- 6億4,404万円
- 万博への大阪の子どもたちの招待
- 3億9,730万円
- 万博ボランティアの活動準備
- 3億6,287万円
万博をインパクトにした大阪の成長・都市格の向上
- 高校・大阪公立大学等の授業料無償化
- 598億4,382万円
- カーボンニュートラルの実現に向けた技術開発・実証の支援
- 8億15万円
- 成長を支える人材の育成、外国人材の受入支援
- 3億8,011万円
- 未来医療の拠点「中之島Qross」における再生医療産業化の推進
- 3億3,555万円
- 集客・周遊の促進に向けた「大阪来てな!キャンペーン」の実施
- 3億円
安全・安心で豊かなくらしの実現
- 物価高騰対策
(子ども食費支援 第3弾、奨学金返還への支援など) - 116億1,113万円
- 新たな感染症に備えた対策
- 24億2,720万円
- 不登校児童・生徒への支援の充実
- 10億1,749万円
- 能登半島地震を踏まえた震災対策、防災機能の強化
(組立式洋式水洗トイレの導入、広域防災拠点の機能強化など) - 5億3,952万円
- 大阪母子医療センターの建て替え整備
- 2億5,556万円