府政だより

新年を迎え、謹んで年頭の
ご挨拶を申し上げます

昨年は、長引くコロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ侵略、物価高騰などが私たちの暮らしに大きな影響を与えた一方で、御堂筋オータムパーティーが3年ぶりに開催されるなど、大阪の街ににぎわいが戻ってきた1年でした。引き続き、コロナや物価高騰への対策を着実に進めるとともに、大阪の再生・成長に向けた土台づくりに挑戦します。

万博まであと2年余りとなりました。開催に向けた準備を加速させ、必ず成功に導きます。「大阪ヘルスケアパビリオン　Nest　for　Reborn」では、訪れた人々がワクワクし、未来の医療を体感してもらえるよう、ｉＰＳ細胞を使った『生きる心臓モデル』の展示をめざします。また、10月にはG7大阪・堺貿易大臣会合が開催されます。国際会議を通じて、万博はもちろん、大阪・堺の魅力を発信していきます。

さらに、万博のインパクトを最大限に活かし、大阪の持続可能な成長につなげていかなければなりません。ライフサイエンスや空飛ぶクルマ、カーボンニュートラルなどを重点的に進めるとともに、万博後の成長の柱となるＩＲや国際金融都市の実現に向けて取り組みます。その上で、東西二極の一極として日本の成長をけん引し、世界で存在感を発揮する「副首都・大阪」の確立をめざします。

大阪府知事