見どころ満載 登録有形文化財 大阪府庁舎 本館
大阪府庁舎 本館は、大正15年(1926年)に竣工(しゅんこう)した大阪府の3代目庁舎です。現役の都道府県本庁舎で最も古く、昨年10月に登録有形文化財(建造物)に登録されました。
動画で
大阪府庁舎 本館を
見学しよう!
映画やドラマの撮影にも使われている大阪府庁舎 本館を、動画で紹介しています。
※本館の見どころは、今後も発信していきます。
動画は こちらから! |
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大阪府庁舎 本館
戦前最大規模の庁舎建築
鉄筋コンクリート造地上6階地下1階は、戦前最大規模の庁舎。コンペで選ばれた平林金吾氏・岡本馨氏の設計。
簡素さと装飾性を兼ね備えた画期的デザイン
当時の庁舎建築になかった水平の陸屋根を採用し、白を基調に直線を用いたシンプルなデザインに、玄関まわりに集中させた装飾レリーフ(彫刻)を組み合わせてシンボル性を演出。
大理石張りの中央吹抜ホールと大階段
12本の柱が林立する3階までの吹き抜けに大階段を収めたスケールが大きな空間。
装飾豊潤な正庁の間や議場
かつて、行事や式典に使われた正庁の間の壮麗な装飾・天井ステンドグラス・歯車を持つ天使のメダリオン(丸枠の写真)、都道府県で現役最古の議場など見どころが多い。
免震レトロフィット工法による耐震化
本館の基礎下に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に直接伝えない工法で耐震化し、安全性を確保。