手足口病について

更新日:2024年4月12日

手足口病について


 手足口病は、5歳くらいまでの子どもを中心に流行が見られる感染症です。保育施設や幼稚園などこの世代の子どもたちが集まる場所では、感染が広がる可能性が高く、特に注意が必要です。
 
 ウイルスから身を守るために、手洗いなどの基本の感染症対策をしっかりと行いましょう!

大阪府感染症情報センター(外部サイト)

大阪府内の発生状況はこちらをご覧ください(外部サイト)

手足口病とは

 主な症状は、口の中や手足にあらわれる水疱状の発しんで、3人に1人程度の割合で発熱がみられますが、高熱になることはほとんどなく、通常、数日で治ります。しかし、まれに合併症や心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺などにより重症化することがあります。
 例年、夏ごろに4歳くらいまでの子どもを中心に流行します。

感染経路

 感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)が知られています。
 保育施設や幼稚園などの、子どもたちが集団生活をしている場で手足口病の患者が発生した場合、生活環境が密接していることや、原因となるウイルスに感染した経験が無い人が多いことなどにより、感染が広がりやすく集団発生がみられます。

手足口病にかからないために 

 手足口病には有効なワクチンはなく、また手足口病の発病を予防できる薬もありません。治った後でも、比較的長い期間、便などからウイルスが排泄されることがあり、また、感染しても発病はせず、ウイルスを排泄している場合があります。
 手足口病にうつらないように、基本の予防対策を各個人でしっかりと行うことが重要です。

予防対策のポイント

  1. マウテ君のページ【手洗い】子どもも大人もしっかりと手洗いを行いましょう!
  2. 【排泄物の適切な処理】おむつの交換時は排泄物を適切に処理し、交換後はしっかりと手洗いを行いましょう!

 




関連リンク

夏に気をつける感染症 ―こちらもあわせてご覧ください―

 ・咽頭結膜熱(プール熱)     ・蚊媒介感染症(ジカ熱・デング熱)     ・重症熱性血小板減少症候群(Sfts)  

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室感染症対策課 防疫グループ

ここまで本文です。