循環器病等対策について

更新日:2024年3月29日

脳卒中、心臓病その他の循環器病とは

どんな病気?

 脳卒中、心臓病その他の循環器病(以下「循環器病」という。)は、主に脳や心臓、血管などに生じる病気のことで、我が国の主要な死亡原因となっています。
 ≪主な循環器病≫
  脳の病気:虚血性脳卒中(脳梗塞)、出血性脳卒中(脳内出血、くも膜下出血など)、一過性脳虚血発作 など
  心臓の病気:虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)、心不全、弁膜症(大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症など) など
  その他の循環器の病気:大動脈疾患(大動脈解離、大動脈瘤など)、末梢血管疾患、肺血栓塞栓症 など

このようなサイン(予兆・前兆現象)が出たらすぐに医療機関を受診してください!

 循環器病は、急激に発症し、数分から数時間の単位で生命に関わる重大な事態に陥り、突然死に至ることがあります。また、たとえ死に至らなくても、後遺症が残る場合があります。しかし、発症後早急に適切な治療を行えば、後遺症を含めた予後が改善される可能性が高まります。予兆・前兆現象が見られた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
≪主な予兆・前兆現象≫
 ◆脳の病気◆
  1.片方の手足・顔半分の麻痺・しびれが起こる(手足のみ、顔のみの場合もあります)
  2.呂律が回らない、言葉がでない、他人の言うことが理解できない
  3.力はあるのに、立てない、歩けない、フラフラする
  4.片方の目が見えない、物が二つに見える、視野の半分が欠ける、片方の目にカーテンがかかったように、突然一時的に見えなくなる
  5.経験したことのない激しい頭痛がする
 ◆心臓の病気◆
  1.胸の痛み
  2.少しの運動で息切れするようになった
  3.動悸がする
  4.むくみ

大阪府の循環器病に関する取組

大阪府循環器病対策推進計画の策定

 大阪府では、健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法に基づき、令和4年3月から、大阪府循環器病対策推進計画を策定し、循環器病対策に取組んでいます。
 大阪府循環器病対策推進計画については
こちら

大阪府循環器病対策推進懇話会の設置・開催

 令和3年度より、健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法第21条第1項に規定する「都道府県循環器病対策推進協議会」として、大阪府循環器病対策推進懇話会を設置しています。
 大阪府循環器病対策推進懇話会については
こちら

健康ハートの日/レッドライトアップを行いました(令和5年8月)

 8月10日は810(ハート)と読めることから、1985年に公益財団法人日本心臓財団が「健康ハートの日」と提唱しました。
 本年度は公益財団法人日本心臓財団・一般財団法人日本循環器協会・一般社団法人日本循環器学会・公益財団法人日本AED財団の4団体が協同し、循環器病の発症予防や重症化防止に向けた普及啓発を行っており、8月10日には健康ハートの日キャンペーンの一環として、全国各地のモニュメント・建造物が、赤色(ハートの色)にライトアップされます。
 大阪府においても、以下のとおり、レッドライトアップを実施しました。

 <日時>令和5年8月10日(木曜日) 日没から各施設終了時間まで
 <場所>万博記念公園・太陽の塔、大阪府男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)

レッドライトアップ時の各施設の実施状況

世界脳卒中デー/ブルーライトアップを行いました(令和5年10月)

 毎年10月29日は、世界脳卒中機構が定めた「世界脳卒中デー」です。
 公益社団法人日本脳卒中協会では、脳卒中の症状を知り、脳卒中を起こしたと思った時はすぐ救急車を呼ぶことが、後遺症を軽くして人生を救うことに繋がることを普及啓発しており、10月29日には世界脳卒中デーキャンペーンの一環として、全国各地のモニュメント・建造物において、世界脳卒中機構のシンボルカラー(インディゴ・ブルー)によるライトアップが実施されました。
 大阪府でも、協会が行う世界脳卒中デーキャンペーンの趣旨に賛同し、以下のとおりブルーライトアップを実施しました。

 <日時>令和5年10月29日(日曜日) 日没から各施設終了時間まで
 <場所>万博記念公園・太陽の塔、大阪府咲洲庁舎、大阪府男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)

ブルーライトアップ時の各施設の実施状況
 

その他

大阪府脳卒中・心臓病等総合支援センター

 脳卒中・心臓病等総合支援センター

 国では、脳卒中・心臓病等の循環器病患者を中心とした包括的な支援体制を構築するため、専門的な知識を有し、地域の情報提供等の中心的な役割を担う医療機関に脳卒中・心臓病等総合支援センターを配置し、地域全体の患者支援体制の充実を図ることを目的に、「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業」を進めています。(参照:厚生労働省ホームページ(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 大阪府では、国立循環器病研究センターが令和5年度のモデル事業に採択され、「脳卒中・心臓病等総合支援センター」を開設しています。

 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

 脳卒中相談窓口:https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/stroke/pub_24818/

 心不全相談窓口:https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/hf/

 

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室医療対策課 救急・災害医療グループ

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