報道発表資料

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内容

　府立港南造形高等学校において、個人情報が記載された進学用調査書（以下「調査書」という。）を誤送付するという事案が発生しました。このような事案を招きましたことをお詫びしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

１　誤送付した調査書に記載されていた個人情報
　氏名、ふりがな、性別、現住所、生年月日、学校名、入学卒業年度、在校中の欠席日数、忌引日数、修得単位とその評定、評定平均値、総合的な探究の時間の内容・評価、特別活動の記録、指導上参考となる諸事項

２　事案の経過
○令和５年４月24日（月曜日）
・卒業生Ａから調査書発行の申請書が封書で届いた。受け取った事務職員は教員Xに口頭で卒業生Aから調査書発行の申請があったことを伝え、調査書の作成を依頼した。
・教員Xが教員Yに調査書を作成するよう口頭で依頼した。
・教員Yが作成した調査書を教員Xに渡し、教員Xは受け取った調査票を事務職員に渡した。

○令和５年４月26日（水曜日）
・事務職員が調査書を卒業生Ａに郵送した。

○令和５年４月28日（金曜日）
・卒業生Ａが通学先の学校に書類を提出した。

○令和５年５月10日（水曜日）
・卒業生Ａの通学先から、卒業生Aが提出した調査書が卒業生Ｂのものであると電話連絡があり、調査書の誤送付が発覚した。
・電話を受けた教員Xが校長に報告した。
・教員Xが卒業生Ａの通学先に出向き、卒業生Ａの調査書を手交し、卒業生Bの調査書を回収した。
・校長が卒業生Aと卒業生Bに架電のうえ経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。

３　誤送付の原因
・事務職員及び教員が卒業生Aから受けた調査書発行の申請書と調査書の照合を怠った。
・調査書を郵送する際に、調査書と宛先の確認を怠った。
　

４　再発防止策
・調査書の発行にあたっては、調査書発行の申請書と発行した調査書を照合することを徹底する。
・書類を郵送する際は、送付する書類と宛先が一致しているか複数名で確認を行ったうえで発送する。
・当該校において本事案を共有するとともに、個人情報の取扱いについて教職員研修を行った。
・教育庁において、全府立学校に本件を周知し、個人情報の適切な取扱い等について改めて注意喚起を行う。

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