府営住宅入居者の個人情報が記載された書類の誤送付について

代表連絡先 都市整備部  住宅建築局住宅経営室経営管理課  収納促進グループ
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提供日

2022年8月9日

提供時間

14時0分

内容

 経営管理課において、個人情報が記載された入居者の家賃滞納に係る保証人への通知(以下「保証人通知」という。)を誤送付するという事案が発生しました。
 このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

1.保証人通知に記載された個人情報
・入居者の府営住宅名、棟及び号室、氏名、滞納月及び滞納額、6月の家賃額

2.経緯
(1)近鉄住宅管理株式会社が指定管理を行っている大阪府営住宅布施管理センター(以下「布施管理センター」という。)の管理物件に係る保証人通知の誤送付
○令和4年6月27日(月曜日)
・経営管理課から、入居者Aの保証人としてシステムに登録されていた保証人Bに対し、保証人通知を送付した。
○令和4年6月30日(木曜日)
・保証人Bの親族が布施管理センターに来所され、「保証人Bに、保証人になった覚えのない方の保証人通知が届いている。」との相談があった。
・布施管理センターにおいて申請書類を確認したところ、保証人Bは別の入居者の保証人であり、入居者Aの保証人ではないことが判明した。
・布施管理センターの職員から保証人Bの親族に対し、経緯の説明と謝罪を行い、了承を得たうえで、保証人通知を回収した。保証人Bに対しては、保証人Bの親族から説明していただくこととなった。
・経営管理課及び布施管理センターの職員が入居者A宅を訪問し、経緯の説明と謝罪を行い、了承を得た。

(2)株式会社東急コミュニティーが指定管理を行っている大阪府営住宅高槻管理センター(以下「高槻管理センター」という。)の管理物件に係る保証人通知の誤送付
○令和4年7月6日(水曜日)
・令和4年4月から令和4年6月までに送付した保証人通知について全件調査(※)を実施する中で、入居者Cの保証人が変更されているにもかかわらず、経営管理課より変更前の保証人Dに対し保証人通知を送付していたことを確認した。
・経営管理課の職員が入居者C及び変更前の保証人Dに対し、経緯の説明と謝罪を行い、了承を得るとともに、変更前の保証人Dから保証人通知を回収した。

※全件調査は、入居者Aの保証人通知の誤送付を受け、布施管理センターを含むすべての指定管理者分の管理物件について令和4年4月から令和4年6月までに送付した保証人通知を調査したもので、令和4年7月14日(木曜日)に調査を完了し、他に誤送付がないことを確認済み。

3.原因
(1)布施管理センターの管理物件に係る保証人通知の誤送付
・布施管理センターの職員が、入居者Aの入居時に保証人情報をシステムに登録する際、複数人による確認を行っていたが、誤って他の入居者の保証人である保証人Bの情報を入力したことに気づかなかった。
・また、保証人通知の送付時に誤りを防ぐためのチェック用のリストを作っていたが、経営管理課とシステム管理業者の間で、チェック用のリストを作るために必要なデータの抽出条件の認識に齟齬があり、必要なデータがチェック用のリストに全て出力されていなかった。

(2)高槻管理センターの管理物件に係る保証人通知の誤送付
・高槻管理センターの職員が、入居者Cの保証人の変更について、システム上の変更手続きを完了させていなかった。

4.再発防止策
・布施管理センター、高槻管理センターを含むすべての指定管理者に対して、システムへの入力後、書類の原本と入力データの突合を複数の担当者で行うよう再度指示した。
・経営管理課において、チェック用のリストを作るために必要なデータの抽出条件に誤りが生じないよう、システム管理業者に抽出条件を文書で提出する。
・経営管理課において、同一人が複数の入居者の保証人となっている場合や保証人欄に複数の保証人が登録されている場合に、保証人通知の送付前にシステムに保存されている申請書類とチェック用のリストの突合を複数の担当者により確認する。

・経営管理課において、保証人の登録手順、変更承認日の確認方法等を追記することで処理手順書の改正を行い、布施管理センター、高槻管理センターを含むすべての指定管理者に対して、本事案とともに、周知徹底を図るよう指示する。

資料提供ID

45211

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