大阪府景気観測調査結果(2021年4月から6月期)
景気は一部に弱い動きがあるが、持ち直している
代表連絡先 |
商工労働部 商工労働総務課 経済リサーチグループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9937 メールアドレス:shorosomu-g06@mbox.pref.osaka.lg.jp |
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提供日 |
2021年7月16日 |
提供時間 |
14時0分 |
内容 |
大阪府(大阪産業経済リサーチ&デザインセンター)では、府内企業を対象として四半期毎に、大阪市と協力して景気観測調査を実施しています。 2021年4月から6月期の調査結果の概要は次のとおりです。本調査は2021年5月31日から6月14日までの期間で実施し、大阪府内6,500社に配布し、1,921社からの回答を得ました。 なお、大阪市景気観測調査結果については、関連ホームページ「大阪市経済戦略局(大阪市景気観測調査)」のウェブサイトをご覧ください。
今期の業況判断DIは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う、3度目の緊急事態宣言の発出によって経済活動が制限されたものの、全産業で-29.1と4期連続で改善した。雇用面で弱い動きがあるものの、特に原材料価格DI、出荷・売上高DIがそれぞれ4期連続で、製・商品単価DIが2期ぶりに改善するなど、景気は持ち直している。
企業の業況判断 … DIは4期連続で改善した 出荷・売上高 … DIは4期連続の改善 製・商品単価及び原材料価格 … 製・商品単価DIは2期ぶりの改善、原材料価格DIは4期連続のプラス水準 営業利益判断、利益水準 … 利益判断DI、利益水準DIともに4期連続の改善 資金繰り … DIは4期連続のプラス水準に 設備投資 … DIは2期ぶりの改善 雇用状況、雇用予定人員 … 不足感DIは4期ぶりにプラス幅が縮小、雇用予定人員DIは3期連続の増加 来期の業況見通し … 大企業で前期比が大幅に上昇し、全体でも改善する見通し
1.2020年度の業績等について (1) 2020年度の営業利益 全体では、黒字企業が30.9%、赤字企業が38.9%となった。営業利益をDI(「黒字」−「赤字」企業割合)で比較すると、業種別では製造業(-7.6)が非製造業(-8.2)を上回る。なお、非製造業のうち新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたとみられる飲食店・宿泊業(-71.4)、小売業(-27.5)、サービス業(-15.8)などでは、赤字企業が黒字企業を大きく上回り、DIは2桁のマイナスとなっている。 全体では、増加企業が8.8%、減少企業が21.4%となった。従業者数をDI(「増加」−「減少」企業割合)で比較すると、業種別では製造業(-11.7)が非製造業(-13.0)を上回っている。非製造業を詳しくみると、飲食店・宿泊業(-44.2)や運輸業(-21.7)、サービス業(-19.5)などで減少企業が増加企業を大きく上回り、DIは2桁のマイナスとなっている。 2.新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うデジタル化の取り組み 新型コロナウイルス感染症拡大の前後におけるデジタル化の取り組みを業種別でみると、コロナ禍前には製造業で「オンライン会議」「オンラインサービス・商品」「キャッシュレス決済」の順に多く、非製造業では「キャッシュレス決済」「オンラインサービス・商品」「オンライン会議」の順に多い。 |
関連ホームページ |
大阪産業経済リサーチ&デザインセンター |
大阪市経済戦略局(大阪市景気観測調査) | |
添付資料 |
大阪府景気観測調査結果(2021年4月から6月期) (Pdfファイル、904KB) |
大阪府景気観測調査結果(2021年4月から6月期)参考資料 (Pdfファイル、975KB) | |
資料提供ID |
41868 |
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