下水熱ポテンシャルマップ利用上の留意点

更新日:2017年9月19日

下水熱ポテンシャルマップ利用上の留意点

 下水熱ポテンシャルマップの閲覧及び下水熱ポテンシャルマップのシェープデータのダウンロードが可能です。以下の注意事項を確認し、同意いただいたうえで利用してください。

※シェープデータを閲覧するためには、GISソフトが必要です。不明な点がありましたら、おおさかスマートエネルギーセンターまでお問い合わせください。

下水熱ポテンシャルマップについて

  当マップは、下水熱ポテンシャルマップ(広域ポテンシャルマップ)作成の手引き(案)(2014年3月 環境省総合環境政策局 国土交通省水管理・国土保全局下水道部)に準拠し、作成されたものです。広域ポテンシャルマップで算出するポテンシャルは、下水流量の全量を、マップに記載の下水熱利用温度差(5℃)で熱利用した場合におけるポテンシャルですので、実際の下水熱利用では、必ずしも全量をこの温度差で利用できるものではありません。

マンホール・下水道管渠の位置について

  マンホール・下水道管渠の位置については、現地での詳細な測量に基づき作成したものではなく、マンホール・下水道管渠の概ねの位置を表示しているものです。よって、正確な位置が必要な作業には利用できません。

  また、下水道工事等により現地の状況が変わった場合においては、データ更新に要する期間が生じるため、現況と異なる場合があります。

属性データについて

 シェープデータで閲覧できる属性情報の内容については以下の表のとおりです。マンホールや下水道管渠等で実際に測定した値ではありませんので、下水熱利用を検討する際は、必要に応じて実測を行ってください。

 

マンホールの属性情報
項目単位内容
事務所名マンホールを管理している事務所です。
流域名マンホールが属する流域名です。
幹線名マンホールが属する幹線名です。
排水種別下水の排除方式(合流・分流)です。
人孔記号マンホールの番号です。
流量(夏)m3/日計画流量を、下流のポンプ場・水みらいセンター(下水処理場)で測定している下水流量(夏季代表月(8月)の晴天時最少流量)および各市町村の下水道普及率等で補正した値です。
流量(冬)m3/日計画流量を、下流のポンプ場・水みらいセンター(下水処理場)で測定している下水流量(冬季代表月(2月)の晴天時最少流量)および各市町村の下水道普及率等で補正した値です。
水深(夏)mm下水流量(夏季)から水理特性曲線を用いて算出した値です。
水深(冬)mm下水流量(冬季)から水理特性曲線を用いて算出した値です。
F50ポ量_夏MJ/日

次の計算によって算出されたポテンシャルの値です。

→容積比熱(4.164MJ/m3K)×下水流量(夏季)×下水熱利用温度差(5℃)

F50ポ量_冬MJ/日

次の計算によって算出されたポテンシャルの値です。

→容積比熱(4.164MJ/m3K)×下水流量(冬季)×下水熱利用温度差(5℃)

下水温(夏)

下流の水みらいセンター(下水処理場)で測定した下水水温(夏季)です。

※測定場所は各水みらいセンターで異なります。また、下水管渠内で測定したものではありません。

下水温(冬)

下流の水みらいセンター(下水処理場)で測定した下水水温(冬季)です。

※測定場所は各水みらいセンターで異なります。また、下水管渠内で測定したものであはありません。

気温(夏)

下流の水みらいセンター(下水処理場)で測定した気温(夏季)です。

気温(冬)下流の水みらいセンター(下水処理場)で測定した気温(冬季)です。

 

管渠の属性情報
項目単位内容
事務所名管渠を管理している事務所です。
流域名管渠が属する流域名です。
幹線名管渠が属する幹線名です。
管番号管の番号です。

 

その他

  大阪府は、本データの利用によって発生する直接または間接の損失、損害等について一切の責任を負いません

お問い合わせ先

 おおさかスマートエネルギーセンター
   (大阪府環境農林水産部エネルギー政策課スマートエネルギーグループ内) 
  住所:大阪市住之江区南港北1-14-16大阪府咲洲庁舎22階
  メール:eneseisaku-01@gbox.pref.osaka.lg.jp
  電話:06-6210-9254

 

          同意したうえで利用します          同意しません

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 スマートエネルギーグループ

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