2030大阪府環境総合計画:健康で安心な暮らし分野

更新日:2021年5月6日

2030年の実現すべき姿

○すみわたる空気やすんだ川、豊かな海や里山がある大阪が実現している。
○環境リスクが最小化され、良好で安心して暮らせる生活環境が確保されている。
○環境に関するリスクコミュニケーションの普及により、府民、事業者、行政機関等が信頼しあい安心できる暮らしが確立されている。

個別計画による実行

生活環境保全目標

 府民の健康を保護し、生活環境を保全するための望ましい水準として、大阪府が定めている目標

化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量削減計画

 府内から発生し大阪湾に流入する化学的酸素要求量(COD)、窒素(T−N)、りん(T−P)の量を削減し、閉鎖性水域である大阪湾の水環境の改善を図るため、国が定める基本方針に基づき、COD、T−N、T−Pの削減目標を達成するために行う取組みについて定めたもの。

瀬戸内海の環境の保全に関する大阪府計画

 「瀬戸内海環境保全特別措置法」における基本理念「瀬戸内海を多面的価値・機能が最大限に発揮された豊かな海とすることを旨として、瀬戸内海の環境を保全しなければならない」と、2015 年2月に変更された国の「瀬戸内海環境保全基本計画」に基づき、大阪府の区域において、瀬戸内海の環境の保全に関し実施すべき施策について定めたもの。
目標:
○将来像
・多様な生物を育む場が確保されている
・健全な物質循環が行われ、良好な水環境が保たれている
・都市活動や暮らしに潤いと安心を与え、大阪の都市としての魅力を高めているという多面的価値・機能が最大源に発揮された「豊かな大阪湾」が実現していること
○個別目標
(1) 沿岸域の環境の保全、再生及び創出
(2) 水質の保全及び管理
(3) 都市の魅力を高める潤い・安心の創出と自然景観及び文化的景観の保全
(4) 水産資源の持続的な利用の確保

海ごみゼロプラン(大阪府海岸漂着物等対策推進地域計画)

 「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律」に基づき、大阪湾の特性・実情に応じて、実施すべき施策や推進体制をとりまとめたもの。同法の改正に伴い、海洋プラスチックごみ対策に重点を置いた改定を行い、目標や施策の基本方針等を定めている(2017年3月策定・2021 年3月改定)。
目標:
○長期的(2050年を想定)にめざす姿
 「豊かな大阪湾」の実現のため、プラスチックごみを含め人の活動に伴うごみの流入がない大阪湾をめざす。
○当面(2030 年度まで)の目標
 2030年度に大阪湾に流入するプラスチックごみの量を半減する。

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 戦略企画グループ

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