国内外で注目されている次世代モビリティに求められるキーテクノロジーである蓄電池や自動運転に焦点を当て、中小企業の関連産業分野への参入を後押しするための「スマートエネルギー分野への参入セミナー」を大阪商工会議所と連携し、開催しました。
現在、移動課題の解決や地域の活性化をめざし、新たなモビリティサービスの社会実装に向けた取組みが国内各地で進展しています。こうしたサービスに活用される車両やシステムには、それぞれの用途に応じた最適な蓄電池や自動制御技術などが求められていることから、中小・ベンチャー企業等にビジネスチャンスが広がるものと考えられます。
このセミナーでは、経済産業省の将来モビリティ社会に向けた取組み紹介、最新の自動運転技術や次世代電池についての講演、さらには企業による先端技術の開発・実用化に向けた取組事例等の発表を行いました。
セミナーの案内チラシはこちら [PDFファイル/1.73MB]
◆日時:令和元年10月21(月曜日) 午後1時30分から午後5時30分
◆会場:大阪商工会議所 4階401号会議室
(大阪市中央区本町橋2-8)
◆参加費: 無料
◆参加者数: 122名
◆主催: 大阪商工会議所
◆共催: 大阪府、Xport(クロスポート)
1.施策紹介
「“CASE”がもたらす将来モビリティ社会に向けた取組みの方向性」
経済産業省製造産業局自動車課 課長補佐(戦略総括) 眞柳 秀人氏
2.基調講演
「自動車の自動運転への取組み」
群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター 准教授・副センター長 小木津 武樹氏
「全固体電池の材料開発と進展」
大阪府立大学大学院工学研究科 教授 林 晃敏氏
3.企業による事例発表
「ティアフォーの自動運転に関する取組みと今後の展望」
株式会社ティアフォー 岡井谷 紘喜氏
「超小型電動モビリティ用ワイヤレス充電システムに関する実証」
株式会社ダイヘン 執行役員 ワイヤレス給電システム部 部長 田中 良平氏
「お掃除ロボットを使った実証実験エリア(ATC)の活用例のご紹介」
中西金属工業株式会社 輸送機事業部 営業統括部 田村 英郎氏
「マクセルの蓄電池事業とモビリティに対する取組み」
マクセル株式会社 開発本部 基盤技術部 部長 片山 秀昭氏
4.大阪府の取組内容
「大阪府スマエネビジネス拡大事業の取組みについて」
大阪府 商工労働部成長産業振興室産業創造課
このページの作成所属
商工労働部 成長産業振興室産業創造課 グリーンビジネスグループ
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