乳牛ってどんな生き物だろう?(動物愛護畜産課からのお知らせ) 毎日私たちにおいしい牛乳を飲ませてくれる乳牛について、皆さんはどのくらい知っていますか? 牛乳を生産してくれる牛の種類は、ほとんどがホルスタイン種と言われる白黒模様の牛です(他に、薄い茶色のジャージー種などもいます)。 乳牛はみんな牛乳(お乳)を出すと思われている方もいますが、もちろんメスの牛のみです。また子牛を産まなければ、お乳は出ません。 それでは、ホルスタイン種が生まれてから、赤ちゃんを産んで牛乳を生産してくれるまで、どのくらいかかると思いますか? ホルスタイン種の赤ちゃんは、生まれた時の体重が40〜45kg前後、それから約1年で350〜400kg程になり、その後約2歳の頃にお母さんになり、牛乳を生産するようになります。 乳牛は、とても成長が早い生き物だということがわかりますね。最終的に体重は600〜700kg程と、とても大きくなります。 では、ホルスタイン種1頭は、一日にどのくらい牛乳を生産すると思いますか? 平均で1日20〜30L、多い時で40〜50Lの牛乳を生産する牛もいます。 牛乳は乳牛の血液をもとに作られており、赤ちゃん牛を育てるためのものですから、大変栄養豊富です。乳牛は一生懸命お乳を出し、私たちはこれをいただいています。 乳牛を飼っている酪農家の方も、牛を大切にし、毎日朝夕の搾乳(乳しぼり)を欠かさず行って皆さんにおいしい牛乳を届けています。 このようにしてできる牛乳、皆さんもおいしく残さず飲んで、健康になってください。 また以下のサイトもご参考にご覧ください。 https://www.dairy.co.jp/bkmilk/(牧場で牛乳ができるまで/(一社)中央酪農会議HP(外部サイト)) このメールは「知っトク!食の情報」を選択された方に配信しています。