遊休農地を活用した学習農園づくり(平成22年度寝屋川市立楠根小学校 稲刈り作業)

更新日:2015年9月28日

平成22年度楠根小学校活動 稲刈り・脱穀を行いました!

 活動の概要

本年度、寝屋川市で始まった遊休農地を再生し、子どもたちが農業体験を行う活動で、寝屋川市立楠根小学校の5年生(60名)が、6月に自分たちが植えた水稲の稲刈り作業等を実施しました。

田植えした時は2,3本だった苗も、暑い夏の間の先生たちの水管理や周辺の農家のご協力により、1株が30本以上に分かれ、立派な稲へと成長しました。その間子どもたちも、放課後などを利用して毎日のように観察に行き、稲の生長や周りの田んぼとの違いを観察したり、田んぼに自分たちが作ったかかしを立てたりしました。

そして10月12日(火曜日)に、稲刈り作業を行いました。

約4aの田んぼをすべて子どもたちが鎌で刈り、学校の運動場の鉄棒や手すりに稲をかけて干しました。

その10日後には脱穀作業を行いました。天候にも恵まれ十分に乾いた稲を、JA北河内に協力いただき、力をあわせてコンバインで脱穀しました。脱穀後のもみは、近所の農家に協力いただき、もみすり作業まで完了しました。

結果取れた玄米は約210kg!面積的にほぼ標準の収量でした。品質的にも、上々の出来映えのようです(検査員による等級判定では、2等米相当でした。今年の気候では、2等米でも上出来です)。

この後、すべてのお米は精米し、学校給食で自分たちが食べる分と学校の地域イベントで、勉強のため経費の計算まで行い、自分たちで価格を決めて、楠根小米として販売まで行う計画です。

自分たちで育てたお米の味はきっと最高だと思います。

 活動状況 の写真

追い肥えやり

かかし

夏休み中にもかかわらず、肥料をやりました。

もうすぐ収穫!しっかり稲を守ってね。

稲刈り直前

稲刈り風景(その1)

いよいよ稲刈りです。

端からどんどん刈っていきます。

稲刈り風景(その2)

稲刈り風景(その3)

うまく刈れるかな?

だんだん上手になってきました。

稲刈り風景(その4)

だてかけ

刈った稲は、干すために学校まで運びました。

校庭の鉄棒や手摺りに干しました。

脱穀

脱穀後

稲刈りから10日後、干した稲をコンバインで脱穀しました。

脱穀されたお米が並んでいます。この後の稲わらも使います。

籾すり

籾すり後

近所の農家に協力いただき、もみすりをさせてもらいました。

ちょうど7袋(約210kg)の玄米が取れました。

 リンク

遊休農地解消の取り組みの紹介(中部農とみどりの総合事務所管内)

遊休農地を活用した学習農園づくり(平成22年度寝屋川市立楠根小学校第1回活動)

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 地域政策室

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