第5回大阪府放課後子どもプラン推進委員会

更新日:2013年4月5日

第5回大阪府放課後子どもプラン推進委員会概要

平成25年2月6日(水曜日) 10時30分から12時15分 追手門学院大阪城スクエア

1.開会のあいさつ

2.出席者の紹介

3.報告(事務局より)

  ・これまでの推進委員会の経過
  ・平成24年度の放課後子どもプランの取組みについて

4.協議の概要

◎放課後子どもプラン実践事例集の内容について

・藤井寺北小学校は高校生が参加していて元気があった。特に低学年が明るく元気だった。運動場があまり広くないことで活動がコンパクトにまとまっていた。集団下校で東西南北それぞれの方向に帰っていく時も楽しそうで印象的だった。

・事例集を見て、いい事例集になりそうな感じで期待している。柏原市の「い・ち・み」についてはどういう団体でどのような活動をしているか、もう少し説明があった方がいい。放課後子ども教室と学童保育の指導員どうしの連携について、ポイント(どういう連携をするのか)を書けばいいと思う。

・「い・ち・み」については、学校で第二土曜が休みになった時に、障がいのある子どもの保護者から「第二土曜の会」が立ち上がったのがきっかけ。学校週5日制になって「い・ち・み」という団体になった。「い・ち・み」の名称は「いつも一緒に、ちいきの、みんなと」からきている。その後NPO法人になって、障がい者の居場所づくりだけでなく就労に向けた取組みなども行っている。「い・ち・み」は高校生までが対象だが、それを超える年齢の人の居場所づくりの取組みも始めている。

・事例集は見やすい、いいものができた感じ。生の声がでている。キャッチコピーも良く、読みたくなる。丸ゴシックの字体も良い。掲載された団体は嬉しく、励みになることだろう。追加分については、HPなら更新もしやすい(本にすると更新は難しいが)。形あるものができたことは意義深い。

・初見するとわかりやすい。府民や放課後こどもプランについて何も知らない人にはいいが、市町村が実際に取り組む時には、問合せ先が書いてあればいいと思う。事務的な様式(申込用紙、登録の工夫、保険の工夫等)も載せてもらえたらありがたい。

・よくできている。小さい自治体は試行錯誤しながらやっており、他市町村の事例を見ることができるのはありがたい。広域行政である大阪府にしかできない事例集として活用したい。

・茨木市では学童保育のメンバーは元気広場にも登録している。学童保育と地域がつながるためには学校との連携が大事。

・放課後子ども教室の取組みも学校のHPにのせるよう促してはどうか。

・四條畷小学校を訪問した。子ども教室と児童クラブの連携について刺激をうけ、新鮮であった。

・永寿小学校の地域はすごい力を持っている。行政と学校だけでは出せない力である。

・事例集は、地域とのつながりが一度見ただけでわかる。いい資料になると思う。

・事例集をどう活用していくかが大事である。事例集を見たことでもっと教えてもらいたいという気が出てくる。問合せをしようかと思う。広く活用できる感じがする。

・問合せ先はニーズが高いので巻末にでも掲載してはどうか。紙面やHPで伝えられないものがある。現地に行って交流する機会もあればよい。

(事務局)

・連絡先の掲載については事例に掲載されている全ての市町村に照会する。連絡先は載せる、HPもリンクをはる方向でいきたい。

 

◎実践事例集の活用方法について

・活用マニュアルがあれば、代表者、ボランティアに伝えたり、方法の提案をすることはできる。

・豊中市では、市の放課後子どもクラブ委員会の委員に紹介できる。次の段階として、市全体への周知にもつながる。

・マニュアルには担当者が周知してほしいことをたくさん書いたらよい。マニュアルの中身を充実してほしい。府内の青少年関係団体(子ども会等)に配布してもらえるとありがたい。

・府社会教育委員会議で提言を出している。平成23年1月に「教育コミュニティづくりをさらにすすめるために」という提言を出した。そこにはコツ・ヒント集がのっている。活動のポイントを示し、キャッチコピーも考えている。社会教育委員からもコツとヒントについて意見をもらっている。

・学校の先生は業務がしんどくなっている。核は学校という場所なので、事例集の情報は学校教職員にも届くようにしてほしい。学校と地域の双方が歩み寄ってほしい。キーパーソンとなる教職員がいる学校といない学校とでは全然違う。教職員に放課後の取組みについて浸透させていってほしい。

・多くのところに周知してほしい。事例集の印刷用原稿を送るとき「こう使って」ということ(マニュアル)をしっかり周知してほしい。学校のなかでは多くある回覧資料の一つに埋もれてしまうので、校長会等でアピールしてもらうように周知を徹底してほしい。 


◎来年度の方向性

・元気広場は府内ではまだまだ取組みが鈍い(週1〜2回)ところがある。できれば月〜土までしてほしい。

・放課後子どもブランの推進が私たちのミッション。このミッションが薄まることのないようにしたい。元気広場はしていないところが、小学校区数で1割以上あるがそれを克服する行政の支援がほしい。来年度は100%に近づくようにしたい。

・元気広場をワクワクして待っている子がいるのでぜひ広げてほしい。訪問によるケーススタディについても続けていってほしい。市町村の情報を集約すると、いろいろな取組みがあるはず。近隣府県も訪問対象とするのもよい。広がりを持たせることが大事。

・学童保育と元気広場あわせて1000か所をこえる。地方分権なので画一的にする必要はないが、地域によって得られるべき利益に差が出ないようにしたい。全体のレベルの底上げができるようにしたいと思う。

(事務局)

・元気広場を実施していない市町村については、福祉のスキームを活用して実施しているところもある。元気広場を実施していない1割強の小学校区については事業の活用促進をはかっていきたい。

・ケーススタディについては、次年度も継続していく。また事例集の研修会等での活用を図っていく

 

     

 

 

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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