貝塚市には浜手地区、中央、山手地区の三つの公民館があります。どの公民館も障がい者関連の講座をはじめさまざまな活動を行っています。中でも特徴的な取組みとしては三つの公民館で行っている「日本語会話読み書き教室」という講座があります。この講座は、さまざまな事情により学校に行けなかった人や、外国から日本に来て日常生活に不自由している人などを対象に行っています。貝塚市の場合は現在、受講生は外国人ばかりで、その多くはタイ、フィリピンなどのアジア各地から来日し、地場産業である繊維関連産業等に従事している人たちです。
.
行政部局の統計等で地域に外国人が増えていることがわかり、地域で生きにくさを感じている外国人に安心して生活してもらうために講座を企画した。
初めは勤め先の雇用主や市の国際交流担当者が受講をよびかけ、その後は受講者が知り合いに声をかけることで、継続的な講座として実施できている。
外国人の居場所づくり |
.
受講者に自覚を持って講座に参加してもらうために、行政が受講者に対してすべてのサービスを提供するのではなく、参加者にも経費の一部を負担してもらうようにしている。
一部費用の本人負担 |
.
ボランティアの講師が現在はマンツーマンで受講生の指導をしている。ボランティアはそのことを生きがいに感じており、受講生に喜んでもらえることが自分の活動を続けていくことにつながっている。
生活を支援する |
.
貝塚市立中央公民館 072-433-7222
貝塚市立山手地区公民館 072-446-0090
貝塚市立浜手地区公民館 072-431-0926
.
.テキストを印刷する場合はこちらをクリック [Wordファイル/43KB]
.
このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ
ここまで本文です。