大阪府内の障がい児通所支援事業所で起きた送迎車両への子どもの置き去り事案等について公表します。
障がい児通所支援事業所の管理者におかれては、事案をご確認いただき、貴事業所で同様の事故が起きないよう発生防止に役立てていただきますようお願いします。
標記について、大阪府内の送迎車両を有する施設において調査を行いました。結果は以下のとおりです。
施設種別 | 送迎バス運行施設数 | 現在までの置き去り事案発生数 | うち子どもの健康被害 |
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保育施設 | 260施設 | 4施設 | 0件 |
幼稚園(幼稚園型認定こども園を含む) | (私立)240施設 | (私立)7施設 | (私立)0件 |
障がい児通所支援事業所 | 3,679施設 | 5施設 | 0件 |
放課後児童クラブ | 42施設 | 0施設 | 0件 |
府立支援学校(用地部・小学部・中学部・高等部) | 府立支援学校 33施設 | 3施設 | 0件 |
※送迎バスはワゴン車等の送迎車両を含む。
施設種別 | 発生年月日 | 概要 | 置き去り時間 | 子どもの健康被害 |
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放課後等デイサービス | 平成31年1月 | 児童2名の送迎中に1名の児童からトイレに行きたいとの訴えがあり、もう一方の児童を車に残し近くのトイレに連れて行ったため、児童が車内で1人になった事案。運転手が車に戻ったところ、もう一方の児童が一人で降車し一時的に行方不明になったが、40分後、当該児童が通っている別の通所施設で無事保護された。 | 3分 | なし |
児童発達支援センター | 令和元年12月 | 事業所に到着したバスの降車時に、児童1名が残っていたことに気づかずに添乗員がバスを降りた。運転手がバスを車庫に入れる際に、その様子を見ていた職員が児童の降し忘れに気がついた事案。 | 2分 | なし |
放課後等デイサービス | 令和4年7月 | 事業所に到着した車の降車時に、児童1名が残っていたことに気がつかず、そのまま運転手が事業所外の駐車場に車を置きに行った際に児童の降し忘れに気がついた事案。 | 2分 | なし |
放課後等デイサービス | 令和4年8月 | 事業所に到着した車の降車時に、児童が1名残っていたことに気づかずに運転手が車を降りた。事業所内での出欠確認時に当該児童の降ろし忘れに気がついた事案。 | 3分 | なし |
児童発達支援 | 令和4年11月 | 事業所から自宅へ送迎しようとしたところ、運転手が忘れ物に気づき、児童1名を車内に残したまま事業所に忘れ物を取りに戻ってしまい、児童がその間車内に一人になった事案。 | 2分 | なし |
■ その他の施設種別について
・保育施設はこちら
・幼稚園(幼稚園型認定こども園を含む)、府立学校はこちら
・放課後児童クラブについては、調査期間内の送迎バス内への置き去り事案は確認できなかったため、詳細ページはありません。
このページの作成所属
福祉部 障がい福祉室生活基盤推進課 指定・指導グループ
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