特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れる等と言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)のことです。
令和4年中の特殊詐欺被害者の約89%は65歳以上の高齢者となっています。
最新の発生状況・件数については、大阪府警察のホームページ【こちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)】をご確認ください。
特殊詐欺はオレオレ詐欺や預貯金詐欺、架空料金請求詐欺など、日々新たな手口が増え、多種多様化しています。
中でも、医療費、税金、保険料等について、「還付金があるので手続きをしてください。」などと言って被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させる還付金詐欺の被害が多発しています。
以下のリンクから様々な手口の詳細が確認できます。
◆国際電話番号による特殊詐欺が急増中!
◆特殊詐欺被害防止動画「みんなで防ごう詐欺被害!」(実際の犯人の声)
特殊詐欺被害防止DVD
◆大阪府警察ホームページ
動画で学ぶ特殊詐欺!(外部サイトを別ウインドウで開きます)
多くの人が詐欺の手口を知りながら被害にあっています。
被害にあわない最も有効な対策、それは「犯人と話をしないこと」です。
特殊詐欺の犯人は証拠となる自分の声が録音されることを嫌がります。
→迷惑電話を防ぐ機器を紹介する動画はこちら(外部サイト)
高齢者に対し「保険料や税金の還付金があります」などと、言葉巧みに被害者を誘導させ、その後、ATMに到着した被害者に対し、携帯電話で指示し、振込操作をさせる還付金詐欺の被害が多発しています。
大阪府では、還付金詐欺の被害防止を図るために「ATMを利用する時は、携帯電話で通話をしないこと」、「ATMで携帯電話で通話している高齢者がいれば、声を掛けて通話をやめさせること」を府民の常識として定着させるために、「ストップ!ATMでの携帯電話」運動を推進しています。
SNSやインターネットの掲示板には、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が掲載されています。簡単に高収入を得られるなら、と応募して、強盗や詐欺といった犯罪に加担することとなり、逮捕された人が多くいます。絶対に手を出さないでください。
出典:警察庁ウェブサイト「闇バイト」は犯罪実行者の募集です(外部サイトを別ウインドウで開きます)
パソコン等でインターネットを閲覧中、画面に「ウイルスに感染しました」「この電話番号に電話してください」という表示が出ることがありますが、これはサポート詐欺の手口です。
大阪府警察本部ウェブサイトサポート詐欺の手口と対処法(外部サイトを別ウインドウで開きます)
+1や+44などの国際電話番号による特殊詐欺が急増しています。
このような身に覚えのない国際電話には出ないようにしてください。
海外との電話が不要な人は、国際電話不取扱受付センター、電話番号0120(210)364に申し込めば海外との発着信を無償で休止できます。
国際電話不取扱受付センター国際電話利用契約の利用休止申請(外部サイトを別ウインドウで開きます)
特殊詐欺など犯罪の検挙に役立つ情報の通報に関しては、匿名通報ダイヤルのホームページをご覧ください。
このページの作成所属
政策企画部 危機管理室治安対策課 地域防犯推進グループ
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