甲田南遺跡

更新日:2017年3月29日

所在地 : 富田林市甲田3丁目

種類 : 集落跡

時代 : 弥生時代から中世

調査期間 : 平成21年8月から平成21年9月

主な遺構 : 弥生時代中期後半の土器棺墓(どきかんぼ)・溝・土坑(どこう)、古墳時代後期の溝、古代の竪穴住居(かまど設置)、中世の木棺墓(もっかんぼ)

主な遺物 : 弥生土器、土師器、須恵器、瓦器(がき)

甲田南遺跡は、弥生時代の遺跡として知られています。今回の調査で、弥生時代中期後半の土器棺(どきかん)(写真上)や複数の土坑(どこう)が見つかりました。弥生時代以外の遺構としては、古墳時代後期の溝、古代の竪穴住居、平安時代末期の木棺墓(もっかんぼ)(写真下)なども見つかりました。

写真 弥生時代のどきかん

死者を甕(かめ)に入れ、鉢でフタをした子供の墓です

写真 平安時代のもっかんぼ 北東のすみからてつのかまが発見されました

 東北隅で鉄鎌が見つかりました。

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教育庁 文化財保護課 保存管理グループ

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