府内の史跡公園等の紹介【茶臼山古墳および河底池(天王寺公園)】

更新日:2016年8月17日

茶臼山古墳(天王寺公園)

所在地:大阪市天王寺区茶臼山町1 天王寺公園内
種 類:府指定史跡 
指定年月日:昭和47年3月31日
時 代:古墳時代 
見学等の問合せ先:天王寺動植物公園事務所
電  話:06-6771-8401
ホームページ:天王寺公園(外部サイト)
アクセス:JR(環状線)天王寺駅、地下鉄(谷町線・御堂筋線)天王寺駅

茶臼山は大坂冬ノ陣(1614)の際に徳川家康の本陣があったところですが、もとは前方後円墳と考えられ、河底池は周濠の痕跡とみられていました。また、四天王寺の別名「荒陵(あらはか)寺」も茶臼山古墳に由来し、境内にある長持形石棺の蓋も茶臼山に納められていたものと推測されていました。

昭和61年(1986)に発掘調査が行われ、家康の本陣跡の建物や堀割が確認されましたが、従来いわれてきた全長200mの大前方後円墳という説には疑問符が付くことになりました。ただ、平安時代以前に築かれた盛土が古墳の築造時によく用いられた工法と類似するものであることが明らかにされ、古墳の可能性は残されています。

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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ

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