黒姫山古墳は、百舌鳥・古市の二大古墳群との中間に築かれた全長114mの前方後円墳です。昭和21年に行われた発掘調査で前方部の竪穴式石室から24領もの甲冑が出土したことで知られています。
平成元年から4年にかけて環境整備を行い、前方部の正面で二段築成の墳丘や葺石、円筒埴輪列を復元しています。古墳の北東側にあるガイダンス施設・復元ゾーンでは発掘調査の様子などの映像解説や、竪穴式石室や埴輪の復元を行っています。
このほか、濠を巡る周遊路や古墳北側の芝生広場はウォーキングなどにも利用できます。また、近接する堺市立みはら歴史博物館(M・Cみはら)で出土した甲冑等の展示をしています。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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