府内の史跡公園等の紹介【小金平古墳(甲田西児童遊園) 】

更新日:2010年1月19日

小金平古墳(甲田西児童遊園)

所在地:富田林市美山台
種 類:未指定
時 代:古墳時代 
見学等の問合せ先:富田林市教育委員会文化財課
電  話:0721-25-1000(内)357
アクセス:近鉄長野線「富田林駅」下車、近鉄バス「小金台二丁目」下車、東へ徒歩5分

小金平古墳は7世紀中葉に造られた円墳と考えられています。発見当時、墳丘は削られ、墳丘の北側を半円形に廻る溝が残っている状態でした。

内部構造は長さ約4メートル、幅約1メートルの横穴式石室で、須恵器や釘が出土しており、2回の追葬が行われていたことが分かっています。1回目の追葬は7世紀後半に、2回目の時期は分かりませんが、床に1センチの厚さで炭を敷きつめられていたことから、火葬が行われたと考えられます。この地域を治めていた一族の墓だったのでしょう。

本来は現在の位置より60メートル東側の尾根の南斜面上にありましたが、開発に伴い、甲田西児童遊園内に移築されました。市民が身近に感じることができる文化財の一つです。

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ

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