府内の史跡公園等の紹介【史跡吉志部瓦窯跡(紫金山公園)・大阪府史跡吉志部瓦窯跡工房跡】

更新日:2010年8月24日

吉志部瓦窯跡工房跡

所在地:大阪府吹田市岸部北4丁目
種 類:国指定史跡・府指定史跡
指定年月日:昭和46(1971)年6月23日(国)・
平成5(1993)年3月31日(府)
時 代:平安時代 
見学等の問合せ先:吹田市立博物館
電  話:06-6338-5500
メール:hakubutsukan@suita.ed.jp
ホームページ:吹田市立博物館
アクセス:JR吹田駅・阪急吹田駅から阪急バス「山田」・「千里中央」行き乗車。「岸部」下車、北西へ徒歩10分

吉志部瓦窯跡は延暦13年(794年)に桓武天皇が着手した平安京の造営当初の宮殿に使用する瓦を生産した窯です。丘陵の南斜面に平窯15基以上と窖窯4基が規則的に配置されており、通常の瓦以外にも緑釉瓦・陶器の生産も行なわれていました。窯跡は国史跡に指定され、史跡一帯が「紫金山公園」として整備されています。

また、瓦窯の南側で粘土採掘坑、掘立柱建物跡、瓦製作台跡等の遺構が確認され、工房の存在が明らかとなりました。工房跡の一部は府史跡に指定され整備されています。公園内の博物館で窯の実物大の模型や出土した瓦等を展示しています。

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ

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