烏帽子形城跡は楠木正成が築いた「楠木七城」の一つと言い伝えられる山城です。現在は公園になっていますが、安土桃山時代の土塁や空堀がよく残り、当時の面影をしのばせています。
烏帽子形山には、文明12年(1480)建立と考えられる烏帽子形八幡神社本殿(重要文化財)と、古墳時代後期(6世紀代)と考えられる円墳1基があります。
また烏帽子形山は市街地の中心部にあるにもかかわらず、シイ・アカマツ等が群生し、野鳥もヒヨドリ・キジバト等20種以上の生息が確認されており、自然生態上も極めて貴重な存在となっています。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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