平成19年9月18日開催 大阪府文化振興会議 議事要旨

更新日:2009年8月5日

大阪府文化振興会議 議事要旨

1 日時    平成19年9月18日(火曜日) 午後2時から午後4時

2 場所    プリムローズ大阪  2階 「羽衣」

3 議題
   (1) 会長の選任について
        ・委員の互選により、石森委員が会長に選任された。
        ・石森会長が、会長代理に音田委員を指名した。

   (2) 平成18年度の文化施策について 
       ○主な意見
         ・文化事業が多岐にわたっているが文化予算は限られているので、事業の「選択と集中」により、
          今後どこに重点を置くべきか検討する必要がある。
         ・事業目的を達成するために、どういう手法で行えば効果が上がるのかを考えなければならない。
         ・3年間の成果を踏まえ、今後大阪・アジアアートフェスティバルをどう発展させていくかが課題。
         ・アジアの国々とともに刺激しあうことにより、大阪のアイデンティティーを磨き明確にすることができるの
          ではないか。そして、東京を経由せず関西から世界を目指していける場を作ることはできないか。
         ・パフォーミングアーツも音楽もアートであるが、一般的な人はアートというと現代美術のアートと思っている。
          そのため、大阪・アジアアートフェスティバルに関しては、現代美術のアートとの区別を明確にした上で
          行っていただきたい。
         ・大阪府文化振興会議としての大阪・アジアアートフェスティバルは、戦略的にも重要であり、そして
          アジアとの関係性、文化創造産業とのつながりという意味でも特段の配慮が必要である。

   (3) 文化事業の評価手法について
       ○主な意見
         ・文化事業をすることによって、府民にどれだけ刺激を与えられるか、若い人たちが目を輝かせるか、を
          基準にいれるべき。
         ・一般府民の中の新しい創造性をどう発掘するかということをもって、最終的に評価していく必要がある。
         ・個別の文化事業の評価だけでなく、文化政策・方向性についての評価も必要。
         ・日本の事業にとらわれず正当に評価するために、海外の有名なプロデューサー・ディレクター等の意見を
          求めてはどうか。
         ・事業が、斬新で挑戦的かということも評価指標として取り入れてはどうか。
         ・文化課内部の評価だけではなく、受託者など実際に事業に携わった者や、専門外の人など、外部の目に   よる
          評価も必要。
         ・報告書として映像を使うのはどうか。DVDなどに10分程度にまとめて、評価に活用することにより、
          文章だけでは見えないものが見えてくるのではないか。

   (4) 部会の設置について
       ○文化事業評価手法検討部会を設置することになり、承認された。
         ・文化事業評価手法検討部会
          (部会員について)
             部会長   音田昌子会長代理
                     小原啓渡委員
                     中川幾郎委員
       ○今後のスケジュール
         ・2回程度部会を開催し、文化事業の評価手法についての部会案を取りまとめ、平成20年3月に総会を
          開催し、部会長から会長に報告する。

このページの作成所属
府民文化部 文化・スポーツ室文化課 文化創造グループ

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