泉州普及だより 平成28年10月発行 第82号 ●今年度も農産物直売所合同キャンペーン開催 昨年、農産物直売所連絡協議会の取組として、直売所の利用金額に応じてもらえるスタンプを集めると、賞品が当たる合同キャンペーンを開催したところ、3,400名を超える利用者の応募がありました。 今年度も、大阪産(もん)地産地消推進月間である11月を中心に、合同キャンペーンを開催します。皆さんも、この機会にいろいろな直売所を巡り、各直売所の旬を味わってみませんか。 ・農産物直売所合同キャンペーン「わくわく!どきどき!直売所」 期間は平成28年10月21日(金曜日)から 11月30日(水曜日)までです。 各直売所で1,000円お買い上げごとにもらえるスタンプを5つ集めて応募すると、抽選で各直売所から季節の農産物や地元のお米、加工品等が当たります。 ・参加直売所 鉢ヶ峯フラワー農園コスモス館(堺市) ハーベストの丘農産物直売所またきて菜(堺市) 道の駅いずみ山愛の里(和泉市) 株式会社いずみ・ファーマーズ葉菜の森(和泉市) JAいずみの農産物直売所愛彩ランド(岸和田市) 奥貝塚彩の谷たわわ(貝塚市) ほの字の里(貝塚市) JA大阪泉州農産物直売所こーたり〜な(泉佐野市) せんなんわくわく広場サザンぴあ(泉南市) JA大阪南農産物直売所あすかてくるで(羽曳野市、河内長野市) ●たまねぎのべと病対策を徹底しましょう 今年の春先、たまねぎのべと病が多発しました。対策としては(1)連作を避ける (2)定植後、年内に予防散布を行う (3)1月〜3月頃、越年罹病株(年内に感染し翌年発病する株)の発生に注意し、発見した場合は抜き取ってほ場外へ持ち出し処分する (4)1月以降、収穫まで定期的に薬剤散布を行う等の対策を講じましょう。 ●4Hクラブ会長訪問 和泉市農業後継者の会 今号は和泉市農業後継者の会をご紹介します。現在クラブ員は15名。月1回の定例会や和泉市内の市民農園の管理作業、農業祭での野菜や鉄板焼きの販売、年に1回の視察研修などの活動を行っています。 今年度の会長は和泉市福瀬町の奥野春久(はるひさ)さんです。夏にはサニーレタスやモロヘイヤ、ピーマンなど様々な露地野菜を栽培し、近隣の直売所に出荷しています。また、実家がみかん農家で、将来はみかんの栽培を増やしていきたいと思っています。 和泉市は大阪府内では農業が盛んな地域ですが、近年若手就農者が少なくなってきています。それに伴い、和泉市農業後継者の会も入会者が減少しているため、新規入会を歓迎しています。入会に興味を持たれた方は、農の普及課までご連絡ください。 ●知っていますか 旬の泉州の大阪産(もん)  伝統のある養液栽培ミニトマト 泉佐野市では10月から養液栽培ミニトマトの収穫が始まります。養液栽培は土を使わずに肥料を溶かした培養液だけで作物を育てる栽培法です。泉佐野市では30年近く前からミニトマトの養液栽培が行われており、地元の直売所や農協に出荷されています。秋のお弁当の彩りにぜひお試しください。 ●おめでとうございます 第65回全国農業コンクール全国大会 名誉賞(農林水産大臣賞) 中出 成幸(なかで しげゆき)さん(貝塚市) 平成27年度農業電化推進コンクール 農業電化協会賞 優秀賞  岡田 茂(おかだ しげる)さん(岬町) ●泉州地域農業祭情報 和泉市農林業祭の開催日は10月22日(土曜日)、10月23日(日曜日)で、場所は和泉市池上曽根史跡公園です。 JAいずみの農業まつりの開催日は11月20日(日曜日)で、場所は和泉市池上曽根史跡公園です。 堺市農業祭の開催日は11月23日(水曜日、祝日)で、場所は堺市大仙公園です。 岸和田市農業まつりの開催日は11月23日(水曜日、祝日)で、場所は岸和田市中央公園です。 貝塚市農業祭の開催日は11月27日(日曜日)で、場所は貝塚市コスモスシアター前広場です。 泉佐野市農業祭の開催日は12月3日(土曜日)で、場所は未定です。 熊取ふれあい農業祭の開催日は12月4日(日曜日)で、場所は町立中央小学校です。