普及だより 平成26年10月発行 第74号 ●大阪産(もん) 直売所めぐりを開催!  農産物直売所は地産地消の推進をとおして地域農業の振興に大きな役割を果たしてい ます。農の普及課では、関係機関と連携し、直売所出荷者を対象とした栽培技術講習会 等による品揃えの充実や品質の向上、各直売所でのPRをすすめてきました。  また平成24年からは、泉州地域の3JAと連携した「大阪産(もん)直売所めぐり」 を実施し、泉州地域の直売所の活性化と大阪産(もん)のPRに取り組んでいます。  このイベントは、「大阪産(もん)地産地消推進月間」の11月を含めた期間に、 3ヶ所の直売所(またきて菜、愛彩ランド及びこーたりーな)で、または3ヶ所全てを めぐって一定額購入した方へ素敵な賞品が抽選で当たるというもので、昨年は2700名 を超える方々に応募いただきました。  今年は泉州地域に加え、JA大阪南の農産物直売所「あすかてくるで」とも連携をす すめています。  イベント初日の10月23日(木曜日)9時からは、「またきて菜」でオープニング セレモニーを開催します。先着300名には堺4Hクラブの「たまねぎスープ」(大阪 エコ農産物使用)のプレゼントがあるほか、各直売所ご自慢の大阪産(もん)(こまつな (またきて菜)、米粉パン(愛彩ランド)、キャベツ(こーたりーな)、きゅうり (あすかてくるで))の試食も予定されています。  収穫の秋、味覚の秋が本番を迎える中、各直売所では多くのイベントが開催されます。 これを機に、大阪南部の各直売所をめぐって、大阪産(もん)の再発見や新たな出会い を求めてお出かけしてみませんか?  なお、「大阪産(もん)直売所めぐり」の詳細については、当事務所ホームページ ”http://www2.odn.ne.jp/~afn-sensyu/”にも掲載していますのでご覧下さい! ●メルマガ「大阪産(もん)ファン通信」登録無料!  直売所や市町村のイベントなど、大阪産(もん)の最新情報が届きます!  http://www.pref.osaka.lg.jp/ryutai/osaka_mon/mailmaga.html ●泉佐野4Hクラブ 農業理解に向けたPR活動  泉佐野市4Hクラブ(会長:川上寛幸氏)は、市内で農業を営む40歳以下の青年 24名で構成されています。会員の栽培品目は幅広く、泉州特産の水なすやキャベツだ けでなく、トマトの水耕栽培やブランド豚(犬鳴豚)の生産に励む人もいます。  クラブでは、毎月の定例会で栽培技術や農業経営についての勉強や情報交換を行って います。また、市から委託を受け、園児対象のさつまいも掘りを実施したり、市の農産 物即売会や農協祭に参加し、農産物の販売や、共同田で栽培した大阪エコ農産物の認証 を受けたもち米の餅つきを行うなど、地域農業を積極的にPRしています。  また、会員内だけでなく、泉南地区4Hクラブ連絡協議会及び大阪府4Hクラブ連絡 協議会を通じて、府内をはじめ全国の青年農業者と交流し、会員自らの農業力アップに 努めています。 ●首都圏プロモーション 東京での食材PR  平成26年8月28日に東京都港区のフレンチレストランにおいて、プロの料理人や マスコミ等を招いて、大阪産(もん)食材を広く知ってもらうための食材検討会が開催 されました。  当日は、大阪にゆかりのある「食彩わたぬき」主宰の渡貫卓也氏より、食材の旬や 使い方のポイント等が解説され、泉州産をはじめとする大阪産(もん)食材を使用した 料理が振る舞われました。また、JA大阪泉州担当者より産地情勢や出荷状況について 説明しました。  参加者からは「泉州たまねぎの甘みをうまく生かしたメニューを考案したい」「大阪 みつばは香りも良いが何より色が濃い。他の食材を殺さない香りは扱いやすい」等と高く 評価されると同時に、「東京でも水なす等が安定供給できるよう改善を」「首都圏でも 流通し目にする機会が増えれば消費者の認知度も上がるだろう」との意見をいただきま した。  大阪府では今後も関係機関と協力しながら、大阪産(もん)をPRし、首都圏等への 売り込みを積極的に行います。