これまでも、これからも、青年農業者とともに ●活動の背景:農業の担い手の高齢化と減少                                  ●目標と課題:青年農業者クラブ(4Hクラブ)活動を核に、地域農業の中心となる担い手の育成 1、4Hクラブの活性化 2、4Hクラブ員の資質の向上 3、地域農業の中心的な農業者としての活躍 ●活動内容 5名の泉州青年農業者育成チーム(以下、チーム)で、情報共有、情報交換、4Hクラブ間交流により活動。 1、4Hクラブの活性化に向けて (1)定例会の充実のためのチームの情報共有(技術資料、クラブ員情報) (2)チーム力を活かした4Hクラブ活動の充実(対外的) ・地域の子ども向けの食育活動  ・農業の6次産業化にクラブとして取組  ・これらの活動により、地域で4HクラブのPR 2、4Hクラブ員の資質の向上 (1)効果的な現地指導(課題の発見・提案・解決)のために、チームによる情報交換 (2)課題解決能力を高めるため、プロジェクト活動を通した4Hクラブ員へのチームによる指導 (3)4Hクラブ役員によるリーダーの育成 ・定例会の運営などを事前に会長と打合せ ・会長がクラブ員に役割を負わせたり、市やJAに依頼したり、 リーダー育成を前提にチームで意見対応。 3、地域農業の中心的な農業者として活躍 (1)4Hクラブ活動や役員の経験を通して、地域農業の担い手となっている。 (2)次世代の農業後継者の育成に、地域に活発な4Hクラブ活動があれば、 自らの農業経営の発展に向けた取組とともに、   後継者に就農を決断させる大きな要因になっている。 (3)泉州管内の国認定農業者543名(H27年度末)の2/3は4Hクラブ活動の経験者。 ●成果: (1)これらの取り組みにより、4Hクラブ加入者は104名にのぼり、全国でも指折り規模の、 地域青年農業者組織のネットワークができた。    (2)毎年、知事表彰されるプロジェクト活動は、平成20年〜27年度で67件中、37件と6割を占めている。 (3)地域農業のリーダーである大阪府「農の匠」は、泉州地域では大多数が4Hクラブ出身である。