エコ農産物の申請面積拡大に向けた取組
エコ栽培米ＰＲ、研修会開催と「栽培ごよみ」の作成

●活動の背景
ＪＡ大阪泉州（以下、ＪＡ）管内のエコ栽培米（大阪エコ農産物栽培基準により栽培される米）
の１月申請時面積は平成25年24.82ha平成26年25.2ha平成27年30.6haと増加傾向にある。
農の普及課では、エコ栽培米を有望な品目の一つと考え、その更なる申請面積拡大に向けた取組を行った。

●課題と目標
・エコ栽培米のＰＲ
・エコ栽培米に新規で取り組む農業者の技術向上
・エコ栽培米の「栽培ごよみ」の作成・活用

●取組内容と結果
（1）販売拡大に向けた取組
ＪＡ農産物直売所では新米の出回る平成27年11月から初めてエコ栽培米の販売が開始された。その際、当課からの
提案によりエコ農産物宣伝グッズを活用したＰＲ活動を実施した。

●今後の普及活動
大阪エコ農産物認証制度が平成２９年１月申請分から改正され、農薬・化学肥料「不使用」の認証区分もできた。
それを踏まえ、今後もエコ農産物の申請拡大に向けてＪＡ・市町等の関係機関と連携し、生産・ 消費拡大に資する
活動に取り組んでいく。

●参考
大阪エコ農産物生産計画申請状況大阪府全体で見ると、泉州地域の
エコ農産物は申請件数で約30～40％、生産者数で約30～40％、
面積で約50～70％のシェアを占めている。